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中小企業の経理テレワーク化をお得に推進する方法

新型コロナウイルスの影響を受け、中小企業の経営者も在宅勤務(リモートワーク)/テレワーク導入などを推進していく必要があります。

本記事では特に経理業務に着目し、経理業務のテレワーク推進と、その課題、使える助成金について整理してお伝えします。

新型コロナウィルスの影響によるテレワークの導入傾向

総務省の「通信利用動向調査書(企業編)」では、国内企業におけるテレワーク導入状況の推移を公表しています。

引用:『総務省 通信利用動向調査(企業編)』https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/pdf/HR201900_002.pdf

令和元年(新型コロナウィルス流行前)段階でも、導入企業、及び導入検討企業は増加傾向にありましたが、昨今ではさらに新型コロナウィルス感染拡大予防対策のため、多くの企業で「テレワーク(リモートワーク)」の対策が行われています。
中でも、システムエンジニアや、プログラマーなどのクリエイティブ職はパソコン1台で成立するため、浸透しやすい仕事と言え、テレワーク導入の先駆けとなっています。
また、zoomや、bellfaceなどのリモート会議/商談ツールが広まったことで、顧客対応が主な仕事であった営業職もテレワークが浸透して来ています。

しかし、経理のようなバックオフィス部門はクリエイティブ職や営業職に比べ、テレワークの導入が後回しになりがちです。
「他の部署はテレワークしているのに、なんでウチの部門だけできないの?」という反発の声が高まり、スタッフが退職してしまうというケースも今ではそう多くはありません。

ではなぜ、経理業務はテレワーク化が進まないのでしょうか。その理由を解説していきます。

経理業務のテレワーク化が難しい理由

テレワーク化出来ない最大の敵は「紙とハンコ」

クリエイティブ職や営業職と違い、経理業務は企業経営の根幹に近いということもあり、なかなか経営体質を変えづらいという懸念点が存在します。
その中でも特にわかりやすいのが、「紙とハンコ」でしょう。
取引先との注文書や請求書、納品書、社員の出張費の経費精算など、紙でのやりとりが通常です。社内手続きでもハンコが必要とされており、「コロナ禍の自粛期間中においても、多くの企業で経理担当者は出社を余儀なくされていた」という話しが出回るほどです。
ICTの浸透によって、経理部門でも単純な入力作業や一部の定型作業などが自動化できるようになりましたが、それでも習慣として根づいてしまった企業の体質は中々変えにくいと言えるでしょう。

第二の課題は「セキュリティ」

紙や、ハンコといったアナログ面の環境から抜け出せないという理由に次いで多い理由が、情報漏洩面のトラブルが心配(セキュリティ対策が出来ていない)という内容です。
経理という会計上の重要なデータを漏洩してしまったり、紛失してしまうというリスクがありテレワーク化できないということもありえます。
脱アナログ化したあとは、セキュリティソフトも導入するなど、なかなか一筋縄ではいかないというのが現状のようです。

 

経理業務をテレワーク化するために必要な3つのポイント

上記の課題をまとめ、経理業務をテレワーク化する際に必要なポイントを解説します。

ペーパーレス化

ペーパーレス化とは、その名の通り紙(ペーパー)の利用を減らす(レス)仕組みのことです。
PC等でファイルとして作成・編集することで、業務効率を改善する取り組みのことを指します。

例)
これまで、経費精算業務では、社員が立て替えた宿泊費や旅費交通費、交際費、消耗品購入費などの内容を領収書を申請用紙に貼り付けで提出していたが、PDF文書に画像ファイルを添付して提出することに変更する。

クラウド化

クラウドとは「インターネット上の仮想基盤」を意味する言葉です。
つまり、企業の情報システムを整備し、各社員が保持していたデータをインターネット上のシステムに統一し、管理をしていくということです。

例)これまで各経理担当者が自分のPCにPDF文章や画像データを保持していたが、1つのクラウド上に情報をまとめることで、共有されているユーザーなら誰でも同一のファイルを閲覧することが可能になる。

セキュリティ強化

これまでの社内セキュリティといえば、社内のネットワークをウィルス攻撃から守ることが大きな目的でしたが、テレワークで必要なセキュリティというと、「社外からのアクセス」の取捨判断が必要になります。

 

 

 

徹底比較!経理アウトソーシングvs内製化

上記の3つのポイントをレベル別に整理し、自社で体制を作っていくのか、外注してしまうのかどちらが早くかつ、お得なのかをまとめると下記のようになります。

セキュリティ面まで社内でカバーできる体制であれば内製化していく方がオススメですが、それができない(人員的にも、システム導入/管理コスト的にも)という状況であれば、経理業務自体をアウトソーシング(外注)してしまう方がオススメです。

導入に際しての大きな壁はクラウド化ができるかどうかという点と、セキュリティ強化ができるかという点に絞られます。
クラウド化すること自体は簡単ですが、実際に使用する現場のスタッフがITリテラシー不足で扱いきれずに定着しないという事例はよく耳にします。
特に年配のスタッフが仕切っている企業はこの状況に陥りやすいので注意が必要です。

また、セキュリティ強化という面では、経理部署のみの話ではなく、社内に情報セキュリティ部門があるかないかという点も大きく影響してきます。
ここまで体制が整っている企業であれば、後はコストとの相談になるでしょう。

ICT環境の整備はテレワーク導入の障壁となりがちですが、テレワークを導入するための助成金などもありますので、うまく活用すればテレワーク導入にかかる経費を削減することができます。

詳細はこちらhttps://www.it-hojo.jp/

 

まとめ

これからシステム導入を検討するならアウトソーシングしてしまうのがおすすめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

経理業務をテレワーク化するという内容について、他の仕事との違い(障壁)や、テレワーク化していく際のポイントについて解説してきました。
withコロナ時代を考えた際、テレワーク化は企業にとって必須の社内体制になりつつあります。しかし、焦ってあれこれ同時に始めてしまうと、返って失敗してしまう原因になります。

まずは自社のレベルを正しく把握し、レベルに併せた対応テレワーク化/リモートワーク体制の構築が必要になります。

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