【コラム】経理教育に必要なこととは?
主要3ポイント
経理担当者には業務の透明性を求めることが必要です。経理業務は企業にとって非常に重要な役割を担っていますが、一方で、業務の属人化が起こりやすい仕事でもあります。業務の透明性が確保されていないと、不正な取引などの問題が発生する可能性があります。そのため、経理担当者の育成の際には業務の透明性を確保する必要性・方法も育成のカリキュラムに入れましょう。
当然、経理担当者にとって簿記に関する知識は必須です。帳簿の作成や伝票の処理など簿記の基本的な知識を身につけることはもちろん、企業の財務状況に関する分析や報告などもできるようにする等、より高度な業務ができれば経営に活かすことができます。
そのほか、経理担当者は、他部署との連携が必要なためコミュニケーション能力が求められることもあります。経理ソフトウェアの導入などITに関する知識も必要です。これらのスキルも習得することで、単に経理業務をするだけではなく、経営に直結する業務をより効率的に遂行することが可能となります。