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【コラム】給与計算のポイント:計算の流れ

給与計算において税金・社会保険・労働保険の計算は担当者の頭を悩ませる部分です。3つとも異なる計算方法であり納付も毎月・各月・年1回などバラバラです。このコラムでは大まかな流れを解説します。

給与計算の3ステップ

1総支給額を計算する

2控除額の計算

3その他の控除額の計算

1の総支給額は基本給や通勤手当、残業手当、家族手当などが入ります。

2の控除額とは、別のコラムで解説する税金や社会保険料など国や地方に納めるものです。3の「その他の控除額」とは会社と社員が任意で取り決めて給与から引かれるものです。例えば、財形貯蓄や企業型確定拠出年金の選択制やマッチング拠出をしている、社宅にお住まいで光熱費や家賃の社員負担分等が当たります。

一般的に使われている言葉であれば、1の総支給額が「額面」であり、そこから2と3を引かれたものが手取りとなります。

1を元に計算されるのが社会保険と労働保険、2を元に計算されるのが源泉所得税です。同じ税金でも住民税は計算が異なるので注意してください。

給与計算ソフトを使えば計算の負担は減りますが、税率・料率が変更になることもあるため、ソフトを最新の状態に保つことが重要です。

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